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【各関節の適した向き】

2024/9/6

こんにちは!パーソナルジム ORIGINです!

本日のテーマは【各関節は適した向きが存在する!?】です💪

先ずはコチラの動画をご覧ください📹️

髙橋トレーナー、最初は椅子から立ち上がることが出来ません。(股関節内旋位) しかし、次は見事椅子から立ち上がることが出来たのです…!(股関節外旋位) 股関節内旋位で立つことが出来るタイプは内側に(A1.B1) 股関節外旋位で立つことが出来るタイプは外側に(A2.B2) 重心があります。

股関節の内外旋は運動連鎖に関与し、骨盤にも影響を及ぼします。 股関節内旋は骨盤を前傾位へ促し、股関節外旋は骨盤を後傾位へ促します。

骨盤の前後傾を角度順に並べた場合 B1>A1>中間位>A2>B2となります。 前傾が内側重心、後傾が外側重心となるように、骨盤は重心を司る要素の1つと言えるでしょう。 上腕や前腕、脛なども同じ様にタイプによって適した向きが異なって存在します。

コレをトレーニングの動作に当て嵌めてみましょう! スクワット、デッドリフトで代表的なヒップヒンジと呼ばれるお尻を後ろに引く動作。 骨盤前傾位、可動ポイントが股関節であるA1の池口は4タイプの中でもスムーズに動作が行えます。

しかし、骨盤後傾位、可動ポイントが膝関節であるB2の髙橋トレーナーは真逆のため、最も動作がやり難いのです。 バットウィンクと呼ばれる骨盤が徐々に後傾ポジションとなり、腰を痛める代表的なエラー動作。 A1の池口はデフォルトが前傾ポジションなので、多少丸まろうが相殺される形になり、腰を痛めることは滅多にありません。 あるとすれば、骨盤後傾に関与する大臀筋、ハムストリングス、腹直筋等が強烈に短縮した状態で、骨盤が後傾寄りに引っ張られた状態を放置した時が主です。 が、そんな状態で放置することは有り得ません。 ちゃんとケアもするので。笑

ヒップヒンジに大切な股関節も可動ポイントですしね。 骨盤は後傾位、可動ポイントが膝で軸ポイントが股関節であるB2が最もヒンジ動作で腰を痛めやすいって言うのは、何となく想像出来たのではないでしょうか?🤔 という風に、個別性を認識出来るようになると、何故この動作はやり易いのか、やり難いのか。 何故この部位は効きやすいのか、効きにくいのかという部分にも理解が広がります。

じゃあ合わない動きはどうするの?という疑問も湧いてくると思いますが、各タイプごとの特徴を理解し、骨盤や肩甲骨の位置取り、各関節の回転方向、基点指や基点骨等でタイプ外の動きを再現します。 勿論、怪我のリスクは上がるので細心の動作コントロールや、可動比率を弄ったりと他にも工夫が必要になりますが。 自由自在にポジションを作り出したり、タイプ外の動きを再現することはボディメイクには必須です。

発達未発達の差として必ず現れるので。 しかし本来、コレは他のスポーツ、競技にはないと言っても過言ではない部分かもしれません。 理解せず対象筋だけにタイプ外の動きで負荷を乗せ続けたり、日常の基本姿勢がタイプ外になったりすれば(めちゃくちゃ多いです)、使えない筋肉と呼ばれるほど連動性が低下=パフォーマンスが低下したり、怪我が増えることなんかにも繋がってしまいますからね。 私がプロボクサーに転向するにあたり一番苦労した部分でもあって、現在進行形で改善途中の内容でもあります。

ボディビル ・パワーリフティング ・プロボクシング 全く別ベクトルの競技を体感しているからこそ伝えられる内容を、遠回りしない方法を広めていければと思います🔥