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【自意識と他意識】

2024/9/29

今回は自意識と他意識について少しお話します!

野球でバットを振る、サッカーでボールを蹴る、バスケでシュートを打つ、日常動作の歩く、階段を登るなどなど、動作中に今この筋肉を使っているなんて意識すること、先ずありませんよね?

仮にあったとしたら、それは最良のパフォーマンスではありません。

使えない筋肉という言葉が生まれた理由の1つが、この【自意識】に隠れていたりもします。

対象筋に負荷を分離させて乗せるなんてこと、先ず無いですからね。

この意識の違いが筋発達にも影響を及ぼすので部位や種目、セットの後半に意識を変えたりすることは有効です。

しかし、基本は筋肉を意識して負荷を乗せる(自意識)よりも、何も意識しなくとも勝手に効く状態を作り出せることが理想とも言えます。

出し切ることだけに集中出来る利点もあるし、筋力が伸びない方は自意識が強すぎる傾向も。

他意識(何も意識しないで挙げる)や 無意識(何も意識していないが効く感覚はある) のトレーニングは必ず必要になるでしょう。

競技スポーツ、補強で実施するウエイトに自意識はマイナスの観点の方が大きいですが、こういう一例もあります。(筋断面積を増やして、パワー=筋力×速度の筋力の一部分に還元する作業段階の場合は別)

陸上の田中希実選手は走りのフォームが崩れてくると、プランク姿勢の時に力が入る部分を意識する、フォームが安定するからと仰有っていました。 これは明らかに筋肉を意識した行為、自意識です。

ここからは僕の視点ですが、田中選手は要所で腹直筋(骨盤後傾に関与する筋肉の1つ)に自意識を介入させることで過度に骨盤が前傾することを防ぎ、適した範囲内に収まるように動作中に適宜修正していますね。

これを感覚と経験で辿り着き、自然と実践しているからトップ選手は凄くて恐ろしいんです…笑

長くなりそうなので、今回はこの辺で👋